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せんせい日めくりカレンダーに

学校片づけアドバイザーの伊藤寛子です。30年以上の教員生活を経て整理収納のプロへ。その目で「狭い、使いにくい、何とかしたい」という学校の環境改善に取り組んでいます。「片づけでゆとりを」。学校で働く教職員が安全で快適で効率よく仕事ができることは、子どもたちのためになると信じています。


数年以上前のこと、『教育技術』という月刊誌に『収納王子コジマジックの先生のための片づけレッスン』という連載に1年間関わりました。

『教育技術」というのは小学校の先生向けのもので、各学年ごとに発刊されています。そして、この連載は各学年に全部載せていただきくことができました。

そんなご縁で、昨年は先生方からの悩み相談、それも片づけのお悩みに答えるという機会をいただきました。

その中で、相談者の方に私が伝えたことは「なかなか捨てられないというけれど、手放してみて後悔することって案外少ないですよ」ということでした。


それからしばらくして、また出版社からの連絡が。今度は先生方を応援する一言集を日めくりカレンダーとして作り、その中に私の先ほどの言葉を載せたいというものでした。

今、多忙な現代の先生方が無理のないルーティンの中で、「やっぱり先生っていいな」って思え、知恵を得ることができるものをという思いで編集部の方々が作ったものです。

せんせい日めくりカレンダーに_f0367060_09494581.jpeg

これを毎日めくって、元気になれる一言と出会う。そして、前向きになる。そんな日めくりカレンダーです。

なので365枚。その中の1ページに入れていただけたことはとてもうれしいこと。

この「手放しても後悔することって案外少ない」ということを、私もいつも思いながらいるのでうけど、それでも手放す時には迷いますよ。そのハードルをいくつも越えてきたから言えるんですが、やっぱり越える時には迷ってしまう。

大丈夫って思いながら迷ってしまう。


先生方っていろいろな思いや、時間を使って教材をつくるから、そういう資料を「いつか使うかもしれない」「一生懸命に作ったから」と言って手放せないでいると思う。

でも、教材は変わっていくし古くなるし、置いておく場所もないし・・・

その間に、先生自身が新しいことを身に付け、力を付け、成長すれば、今までのモノに拘ることはないんじゃないかと思うんです。

だから、手放しても大丈夫。大丈夫。自分の中に残っていくはずだから。


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# by yuyu_suteki | 2023-03-26 09:51 | 「学校」 | Comments(0)

『学校の片づけ術』を教科書に

学校片づけアドバイザーの伊藤寛子です。30年以上の教員生活を経て整理収納のプロへ。その目で「狭い、使いにくい、何とかしたい」という学校の環境改善に取り組んでいます。「片づけでゆとりを」。学校で働く教職員が安全で快適で効率よく仕事ができることは、子どもたちのためになると信じています。


『学校の片づけ術』、おかげさまで知り合いの整理収納アドバイザーの方にたくさん買っていただき、感謝です。

今まで関わってきた学校の校長先生、教員、事務職員、技術員の方には、この本に写真を提供していただいたお礼にと、献本しました。

ここからもっとたくさんの学校に広まっていくとうれしいですね。

なんと、「お子さんの学校の先生にプレゼントします」と言ってくださる方もいて、うれしい限りです。
『学校の片づけ術』を教科書に_f0367060_23034421.jpg


片づけは思っているだけでは片づかない。実行しなくてはならないのですが、どこから?なにから?どのように?・・・それが分からないから進まないんです。

特に今、学年末の大変忙しい時期。その忙しさを経験しているから分かります。

子どもたちに成績表を渡し、ホッとするのも束の間、教室に残った物を処分したりまとめたり。次の人のために空っぽにして掃除して、明け渡さなければなりません。

だから、教具室や特別教室の片づけまで手が回りません。

例え時間が多少あったとしても、学年末の仕事をやり終えた自分をリフレッシュさせたいし、ボーっとする時間もほしい。

何て言っているうちに、新年度を迎え、場合によっては異動。新しい学校で右往左往しながら新学期を始め
ることに。

だから、じっくり片づけに取り組むのは夏休みに。これの繰り返し。

そのため、日々の学習指導がやりにくくなっても我慢、我慢。あるいはこれが当たり前で、我慢していることにも気づかないんです。

本当に大変なことは学習指導と生活指導。片づけなんて手が回らないんです。


だったら、プロの手を借りてください。プロって言ったって、学校の現場を知っているプロは少ないです。

なので、この本はプロにとっても教科書なんです。

学校のことはよく分からないという片づけのプロの方も、このやり方でやれば片づきます。ここでいう片づけは、きれいになるというより、先生方が指導しやすい仕組み作り。

そうすれば、探す時間、戻す時間が減り、乱れなくなる。

そして、一番大事な安全な学校にしていけるんです。


ある方が「今度小6になる姪っ子がこの本に興味を持ちました」と言ってくれました。

ということは、高学年や中学生にとってもこれは教科書になるっていうことですね。そこまで考えていませんでした。

子どもたちが教室やクラブ活動で使うところを、こんな風に片づけの仕組みで整えていけたら・・・夢は広がります。

もっともっと、早く早く、日本中の学校が整いますように!!!


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# by yuyu_suteki | 2023-03-18 10:05 | 「学校」 | Comments(0)

山形県が私を呼んでいる

人生一回りしたら、肩の力が抜けて色んなことがおもしろい。悠々自適ならぬうゆう素敵に暮らすヒントをお届けする、くつろぎ空間クリエイターの伊藤寛子です。
子育てが一段落して好きなことをと思う間もなく親の介護や孫の世話がやってきて、のんびりなんてしていられない。それでも楽しみを見つけ、人のお役に立ち、毎日を心豊かに暮らしていきたいと願うシニアの皆さんを元気にしたいと思っています。


母の介護と初出版であわただしく過ぎた1月、2月。

その労を労おうとお疲れ様の温泉旅行を計画。行き先は?

夫は雪が見たいと言う(雪なんてうんざり、と言う地域の人には申し訳ないですが)。温泉といってもどこを選ぶ?あれこれあれこれ・・・

と思っていた矢先に見つけたのが、JR東日本の鉄道開業150周年記念パス。JR東日本のエリアで、連続して3日間、特急乗り放題のパス。これだ!ということで、目指すは東北地方。

じゃあ、その中でどこを選ぶか?で白羽の矢を立てたのが、山形県の銀山温泉。あの『おしん』のおっ母が働いていた山の奥の温泉。雪の銀山温泉の旅情あふれる写真に憧れます。

ところがどっこい、これがどこも満室で宿が取れないんです。取れないとなるとこれは悔しいもの。山形県の温泉を色々探すうちに、「そうだ!濁り湯に浸かりたい!」っていう訳で、これまた白羽の矢を立てたのが蔵王温泉。

ちょうど、蔵王の樹氷、モンスターの写真を見たこともあって、一泊目に取りました。


2泊目、これはずっと前から行きたかった酒田。この酒田の山居倉庫と土門拳記念館へ。でも泊まるのは、近くの鶴岡市のスイデンテラス。

としたかったのに、これまた満室。ガックリ。やっぱり人気のあるところは早く予約しないとダメなんですね。思い立ったのが遅かりし。

それで、日本海に沈む夕日が美しいと言われる海辺の宿に決めました。


チケットを取るのはネットでしかなく、分からない~と息子を助っ人にして、やっとのことでチケットをゲット。高齢者は旅の切符を買うことも難しい世の中になってしもうた(泣)

そうこうしているうちに、あることを思い出しました。

昨年の暮れに観た映画『アイアム まきもと』。その時は覚えていたのに、すっかり忘れていたこと。映画の舞台が庄内だったのです。 酒田も出てきましたね。

あ、これは私を山形が呼んでいる!って思ってしまいました。

さらに、さらに、今日は鳥肌物のことがありまして・・・ちょうど読んでいた高峰秀子さんのエッセイ『人間蚤の市』に、なんと土門拳さんのことが書いてあるではないですか!高峰秀子さんが土門拳に写真を撮られたことや、酒田の土門拳記念館を訪ねたことも書いてある。

これまた、私が酒田へ行く後押しをしてるってこと。

あ、クラゲの水族館にも行ってみたいな~

と、初めてではないけれど、ゆっくり巡ったことのない山形県の観光旅行を楽しみに待つ、今日この頃です。

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# by yuyu_suteki | 2023-02-27 18:53 | 「モノより思い出」 | Comments(0)

ついに出版!夢を形に!『学校の片づけ術』

学校片づけアドバイザーの伊藤寛子です。30年以上の教員生活を経て整理収納のプロへ。その目で「狭い、使いにくい、何とかしたい」という学校の環境改善に取り組んでいます。「片づけでゆとりを」。学校で働く教職員が安全で快適で効率よく仕事ができることは、子どもたちのためになると信じています。


ついに、ついに、「出版したい!」という夢が実現しました。

題して『学校の片づけ術』。約7年間、夫との二人三脚で地道に取り組んできた学校での片づけ。

ちょっとした仕組みを作ることで、各段に使いやすくなる、片づく、そして乱れない・・・などなどたくさんのメリットがありました。

これをもっとたくさんの教職員に、そして、もっと早く伝えたいとの思いで、ようやくこの一冊に思いを込めました。

『学校の』というと教室や職員室、特別教室を思い浮かべるでしょうけれど、本の力点は場所別ではなく、仕組み作りをどうのように作るか?これをを豊富な事例で伝えています。

オールカラーで、見るだけでも参考になります。というか、オールカラーにしてくださいとお願いしました。


主に力を入れてきたのは学校事務職員さんたちですが、これは学校で働く前職員に向けて書きました。管理職、教員、事務職員、養護教諭、栄養職員、技術員(横浜ではこれです)、調理員。その他、学校に関わる人にはぜひ読んで欲しい一冊。

もう1校には1冊必携の片づけの教科書、片づけのバイブルです!
ついに出版!夢を形に!『学校の片づけ術』_f0367060_00092877.jpg


この本の帯は、私の片づけの師匠、収納王子コジマジックに書いてもらいました。これも夢の実現。

発売は2月28日ですが、Amazonでは予約販売が始まりましたよ。

オールカラー、A5144ページで2200円。

これを読んで、見て、1つでも行動に移せたら、お値段以上、すごい効果が表れるはず。

その効果とは、時間のゆとり、お金のゆとり、そして心のゆとりなんです。子どもたちと関わる大事な時間を心のゆとりを持って使ってほしい。

そんな願いを込めて書き上げました。


学校関係にお知り合いの方がいたら、ぜひぜひ勧めてくださいね。


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# by yuyu_suteki | 2023-02-16 09:41 | 「学校」 | Comments(0)

低かったら、高くする

学校片づけアドバイザーの伊藤寛子です。30年以上の教員生活を経て整理収納のプロへ。その目で「狭い、使いにくい、何とかしたい」という学校の環境改善に取り組んでいます。「片づけでゆとりを」。学校で働く教職員が安全で快適で効率よく仕事ができることは、子どもたちのためになると信じています。


ある学校のカフェコーナーの話です。

片づける前、ここにあったのは電子レンジと湯沸しポット。その他いろいろなモノが雑然と置かれていました。

去年の夏にみんなで職員室を片づけ、ようやくスッキリした後、待望のコーヒーメーカーが置かれてカフェコーナーが誕生。

戸棚と窓の間に、ちょうど児童机が2つ入ります。つまり60㎝が2つで120㎝の幅です。シンデレラフィットだわ~

低かったら、高くする_f0367060_23564513.jpg

これだと高さがよく分からないので、こちらを見ると分かるでしょう。左の戸棚の高さは70㎝。と考えると、机の高さは60㎝以下ですね?
低かったら、高くする_f0367060_23590410.jpg

その時は気づかなかったのですが、後でそのカフェコーナーの写真を見た時、「ん?ちょっと低いな」と思ったのでした。

そこで、担当の先生に「低い机だったら、高学年用の高い机に変えてみてください。」と提案したら・・・

やっぱり、やっぱり低かったんですね。

そこで、早速高い机に替えたと連絡がありました。そして、「屈まずに使えるようになりました!」と言う報告が!
低かったら、高くする_f0367060_23564601.jpg
何かを置いて使う時、幅ははいるかどうか気にするけれど、意外と高さを考えていないことがあるのですね。長い時間使う訳ではないけれど、腰を屈めるのは体に負担がかかること。


低い、腰が痛い、と思ったら高くすればいい。たったこれだけで、楽になりますから。

それから、このカフェコーナーに名前を付けましょうと提案中なんですよ。どんな名前が付くかしら?


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# by yuyu_suteki | 2023-02-11 00:15 | 「学校」 | Comments(0)

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by kanko