人生一回りしたら、好きなことを楽しみましょう。ゆうゆう素敵に暮らすヒントをお届けする、くつろぎ空間クリエイターの伊藤寛子です。
整理収納アドバイザーになって今年でまる10年。
片づけはその前から好きなことだったし、いろいろ収納方法について本を読んだり試行錯誤しながらやってみたり、趣味が高じて仕事をするようになりました。
片づいていない状態を片づいた状態にすること(これはすごくやりがいのある仕事です)。でも、それよりも、片づいた状態になる、あるいはその状態を維持することが大事だと強く思うように変わってきました。
そのためには仕組み作りが大事だということ。企業でも道具を姿置きする(モノと同じ形に描いてあるところにモノを戻す)とか、色で種類を分けるとか、みんなが分かりやすい方法を工夫していますね。
その仕組みを考えることは私にとってはとても楽しいこと、いろいろ工夫することが面白いんです。
さて、こんなふうにいろいろ考えながら10年過ごしてきましたが、今さらながら気付くことってあるんですね。
右側にあったモノを左側に移すとか、中にあったモノを外に出すとか。そんな些細なことをするだけでも、すごく使いやすくなります。
例えば、我が家のお風呂場で使う石けん、シャンプー、コンディショナーなど、お風呂場に置いてあると底がぬめってきて気持ちが悪いですね。なので使う時だけお風呂に持っていき、普段は洗面所に置いておくようにしたら、ぬめり解消。
例えば、ベランダへ出る時に紫外線防止でかぶる帽子(洒落か?)をベランダそばの引き出しに入れておけば、すぐに使えるとか。
まあ、大したことではないけれど当たり前と思っていたこと、普通になってしまっていたことなどをちょっと変えてみるだけで楽になることがまだまだ見つかるんですね。
ちこちゃんに叱られる。「ボーッと生きてんじゃねえよ!」ってね。
最近、あるシステムについても「なーんだ、こんなふうにしたらみんなすごく分かりやすいのに。迷わないのに。」って思うことがありました。
たくさんの人が関わることなので簡単にはいかないけれど、システムを変えられたらいいなーって、また挑戦する山ができました。(なんだ?なんだ?
その山ってーのは?)
なんで今まで気付かなかったんでしょうね。
ボーッと生きていたら気付かないこともいっぱいあるある。だから、ちょっとボーッとしないで、よーく見て、よーく聞いてみようと思う共今日この頃です。
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