人生一回りしたら、好きなことを楽しみましょう。ゆうゆう素敵に暮らすヒントをお届けする、くつろぎ空間クリエイターの伊藤寛子です。
2年ほど前の冬、どうしても行ってみたかった奈良秋篠の森にある小さなホテル、ノワ・ラスールへ友人3人で泊まりました。
この小さなホテル(小さなというのを強調しているのは、1日2組しか泊まれないのです)ノワ・ラスールは雑貨店とカフェのくるみの木のオーナー石村由起子さんが運営しているホテルです。
なので、建物も建物がある場所も、中の設えも小物も厳選されているのです。そこを訪れた時のあの幸せ感は、未だに忘れられません。
○○風と一口には言えず、和でもあり洋でもあり、石村さんの目を通して選ばれたモノ風というのでしょうか?全てが発している音が調和していい音楽を奏でているようでした。
もちろんお部屋や寝具にもこだわりがあり、なんてあったかくて気持ちのよい、そして素敵なデザインの毛布なんでしょう!と一目惚れしたのがクリッパンの毛布でした。
北欧風の絵柄、色もさることながら、こんな手触りの毛布と出会ったことはない!と、その時から憧れの的に。
帰ってからクリッパンを検索したら・・・すぐに分かりました。なんと、デザインのミナペルホネン、これは日本の皆川明さんデザインのモノだったんですね。
その頃は北欧風に憧れてはいたけれど、まだモノを買うところまでには行ってませんでした。
ところが、今年になってソファーカバーをネイビー(ちょっと明るめの)に替えてみたら、すごく北欧づいてきてしまいました。
そして、お店でまたこのクリッパンのひざ掛けやストールと出会い、決心したのです。で、我が家にこうしてやってきました。
今までのアクリルの毛布はそれまでのボアシーツがへたってきたので、それをシーツ代わりにしてこの毛布を掛けています。本当に温かい。
ただ、ちょっと心配なのは毎日毛が抜けること。和室の前の廊下に毎朝かなりの綿、じゃなくて毛埃が。こうやって毎日抜けていたら無くなってしまうんじゃないかしら。薄くなってしまうんじゃないかしら。
でも、そうなったらまた買えばいい。毛布は消耗品ではないけれど、毎日使うもの。こうやって毎日使うモノにはお金をかけても、十分元は取れると思うから。何回かしか着ないコートにウン万円払うことを考えたら、毎日温かくて気持ちよくて、1日6~7時間使う毛布ですから、惜しくないですね。
なんか、この道を歩いて行ったらムーミンに出会いそう。
★座文庫:次回の催事のお知らせ
2019年2月4日(月) (日程、変更しました) セミナー「入学前に整える子どもコーナー」
2019年2月24日(日)イベント(内容は未定)
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