人生一回りしたら、肩の力が抜けて色んなことがおもしろい。悠々自適ならぬゆうゆう素敵に暮らすヒントをお届けする、くつろぎ空間クリエイターの伊藤寛子です。
子育てが一段落して好きなことをと思う間もなく親の介護や孫の世話がやってきて、のんびりなんてしていられない。それでも楽しみを見つけ、人のお役に立ち、毎日を心豊かに暮らしていきたいと願うシニアの皆さんを元気にしたいと思っています。
今年の始めに母が亡くなり、実家には誰もいなくなりました。
これからのことは、全部私一人にかかってきます。やりたくないから、延ばし延ばしにしてきたこともあり、もう待ったなし。それに、片づけには勢いっていうものが必要なので、すぐに始めました。
とにかくものすごい量のモノ、モノ、モノ・・・。なので、1人では到底できないので、業者さんにお願いし、少しずつ継続して片づけることにしました。
2月、3月、4月、5月にそれぞれ2回ずつ。仕分けはできるとしても、家から運びだすのは至難の技。家具だって二階から一階へ下すのもなかなかできないし、処分するモノを運ぶのも大量なのでトラックをお願いしています。
業者さんに「うちは横綱級?」って聞いてみました。「10回、片づけに行った家があります」っていう答えでしたが、うちはもう8回終了したけれど、まだ残っていて・・・今月2回お願いしているから、全10回の横綱級は間違いなし。
とにかくものすごい量。ゴミ屋敷、の中のモノ屋敷(モノが多い)あるいは紙屋敷(紙類が多い)ですね。
どれだけすごいかと言うと、5部屋のうち4部屋は入り口から入れないくらいモノが詰まっていたのです。恥ずかしくて写真も見せられないんです。
そんなものすごい量のモノでも、使えるモノ、使ってほしいモノはなるべくゴミにしたくないもの。使えるモノ、着られる衣類、寝具、食器などなど、少しでも使ってもらえるところへと仕分けます。
リユースショップ、子ども食堂、生活困窮者、海外、友人知人へ送るモノ、リサイクルできる素材などに仕分けして、どうにもならないモノはゴミとして処分。こんなやり方をしてくれる業者さんを見つけることができてよかった~。
両親が買い込んだ多量のモノ。処分するにも地球に負荷をかけて焼却するんですから。悲しくなります。
それでも、これらは父や母が好きなことを愉しんだ証。そんなことを思いながら、仕分けていきました。
あと2回、業者さんが片づけてくれた後に残ったモノはさらに貰い手を探します。それで、どうしても引き取り手が見つからないときは、最終片づけにまた来てもらい、家の中を真っ新にします。
片づけだけでももう半年。一気にやらないで、時間はかかるけれど、これは納得できるやり方です。
今までのことはFBにはちょこちょこ書いてきたけれど、ブログには初めて書きます。書くことで、しんどさが軽くなりますから。
あと一息。暑くなる前に何とかしたいもの。そして、年内には空っぽに。って書いたから実行するぞー!
★片づけ・リメイク・DIYの相談に乗ります。「片づけたいけど何から手を付けたらよいか?」「捨てるにはもったいないけれど何かに利用できないか?」「ちょっとした隙間を利用して収納にしたい」などなど、暮らしのお困り事やアイデアが欲しい方も、お気軽にどうぞ。
整理収納のお問い合せ・お申し込みはこちらへ